ハイトパターン計算ツール
目次
周波数・送信アンテナの高さ・通信距離を入力することによりハイトパターンピッチの計算ができます。
❶ あなたの使う無線の周波数をMHz単位で入力してください
周波数 MHz
❷ 送信アンテナの高さをm単位で入力してください
高さ m
❸ 基地局からの距離をm単位で入力してください
距離 m
ハイトパターンピッチ
ハイトパターンとは?
受信アンテナは直接波と大地反射波を受信するため、位相差によりその合成波の受信電力が変化します。これをハイトパターンといい、下図のような山から山(谷から谷)の一定の間隔をハイトパターンピッチといいます。このピッチは周波数が高い(波長が短い)ほど間隔は狭くなり、距離により異なります。
一概にアンテナを高くすればよいわけではありません。アンテナを設置するときはハイトパターンピッチ分上下移動させ、受信電力の高い場所を選ぶとよいです。
計算ツールで使用している数式
周波数:f(MHz)
送信アンテナ高:ht(m)
送信アンテナからの距離:d(m)
d >> htの条件下でハイトパターンピッチp(m)は
$$ λ=\frac{c(^m/_s)}{f(MHz)}=\frac{3\times10^8}{f\times10^6} $$
$$\large p(m)=\frac{λ}{2} \frac{d}{h_t}$$
電子情報通信学会 編 アンテナ工学ハンドブック 第1版、オーム社(1980)P.443より引用