導入事例

斜面崩壊感知システム – 感太郎 – センサーデータを無線伝送

斜面地盤の傾斜センサーのセンシングデータを無線で伝送する装置です。

自然斜面や人工斜面は、緩みやすべりなどを要因として徐々に変動していきます。「感太郎 – かんたろう」は、この変動を捉えることを目的として開発された傾斜センサーです。

斜面地盤に打ち込んだ傾斜センサーの傾きを定期的に計測し、斜面の変動状況とそのスピードを把握することで危険度を評価します。この傾斜センサーのセンシングデータを無線で伝送します。無線によるデータ伝送で斜面災害に対する情報を迅速に提供できるため、防災に役立ちます。

 

導入企業と製品名

お客様中央開発株式会社
製品名感太郎 斜面崩壊感知システム
使用無線機

無線通信には、429MHz帯 特定小電力無線モデム MU-2-429 を使用いただています。見通し1km以上の通信が可能で、最大10局の中継機能を使用することで、さらなる長距離通信が可能です。

機器概要

センサーモジュールにはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を活用し、無線モジュールには特定小電力無線 MU-2-429 を採用したことで、小型軽量化、省電力、そして低価格を実現しました。これにより、従来の計測機器と比較して設置の簡素化と多点化が可能になります。

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感太郎 斜面崩壊感知システム

無線通信には、429MHz帯 特定小電力無線モデム MU-2-429 を使用いただています。見通し1km以上の通信が可能で、最大10局の中継機能を使用することで、さらなる長距離通信が可能です。