
株式会社イマオコーポレーション様の機械設備監視システム「ファクトリーステーション2」で抱えていた、大規模工場特有の「通信の死角」と「配線コスト」の課題を、LoRa®変調技術を採用した無線モジュール「SLR-429M」が解決した事例です。
・導入前の課題:大規模工場内での通信不可エリアの存在、中継設定の手間、有線工事の高額なコスト。
・選定の理由:ランニングコストが一切かからない点に加え、障害物が多い複雑な屋内環境でも安定して届く通信性能。
・導入後の効果:建屋が入り組んだ場所や設備の影など、これまで通信が困難だった場所でも確実なデータ伝送が可能に。
システム概要

導入前の課題
1. 広大な工場内における通信死角の発生
・敷地が広大な大規模工場において、従来の無線機では信号が届かないエリアが存在し、全域をカバーすることが困難でした。
2. 中継機の設置・運用に伴う工数負担
・中継機を導入すれば通信距離は伸ばせるものの、ルート設定やネットワーク構築が複雑になり、メンテナンスやトラブルシューティングに多大な工数を要していました。
3. 有線敷設によるコストと物理的制約
・確実な通信を求めて有線化を検討すると、大掛かりな配線工事が必要となり、多額の費用と工期が発生することがネックとなっていました。
選定理由
株式会社イマオコーポレーション様には、以下の「圧倒的な通信の粘り強さ」と「経済性」を高く評価いただきました。
・障害物に強い通信性能:建屋が入り組んでいたり、金属製の棚や大型設備などの障害物が多い環境下でも、安定した長距離通信が可能な「LoRa®変調」の優位性。
・ランニングコスト・ゼロ:免許不要な特定小電力無線を使用しているため、通信キャリアへの月額費用が発生せず、長期的な運用コストを抑えられる点。
【関連製品】
SLR-429M |
導入後の効果
「SLR-429M」の導入により、以前は通信が途切れてしまっていた広大な工場内でも、安定した通信環境が構築されました。
複雑な環境下での通信安定化
・壁や設備、棚が密集する「無線にとって過酷な環境」においても、回り込み特性に優れた通信により、建屋をまたいだデータ送受信が可能になりました。
設置コストと手間の大幅削減
・配線工事が不要になったことで導入スピードが向上し、中継設定に悩まされることもなくなったため、現場の運用負荷が劇的に改善されました。
お客様プロフィール
| 会社名 | 株式会社イマオコーポレーション |
|---|---|
| 事業内容 | 産業機械用標準機械部品や治具等の製造・販売 |
| URL | https://www.imao.co.jp/ |
まとめ
本事例では、大規模工場特有の「通信の届きにくさ」と「配線工事のコスト」という二大課題に対し、弊社の無線モジュール「SLR-429M」が解決の鍵となりました。
中継設定の煩わしさから解放される長距離通信性能と、ランニングコスト不要という経済性を両立させることで、株式会社イマオコーポレーション様が提案するスマート工場化に向けた通信基盤の構築に貢献いたしました。
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