データ送信時に*IR=01が返信される

429MHz帯および1216MHz帯の特定小電力無線を使用する場合、電波法等でキャリアセンスが義務付けられています。電波を送信する時に一定レベル以上の信号強度（目安 -100dBm以上）を検知した場合、送信せずにキャリアセンスエラーとして*IR=01を返信します。

*IR=01が返信された場合、以下のような事が考えられます。

• 他の無線機器が使用している

上記の場合は周波数CHを変更するか他の無線機器の通信終了を待ってから再送信します。

• ノイズ等がある

アンテナおよび無線モジュールをノイズ源から遠ざけるなどして、-100dBm以下（余裕をみて-110dBm以下を推奨）になるように調整をおこなう。もしくはノイズの少ない周波数CHに変更する。

自システムでも通信が重なった場合はキャリアセンスエラーとなりますので、お互いの通信が重ならないようにタイミングの調整をお願いします。特にセンサなどの情報を送る場合、自然災害などが発生した場合は同じタイミングとなるため、機器間でタイミングをずらすなどの工夫が必要です。