RFケーブル使用してアンテナを取り付けすることはできますか
RFケーブルを使用して本体から延長してアンテナを取付することは可能ですが、特に2.4GHz帯のような高周波の場合ケーブル延長することによるケーブルロスを無視することができません。
できる限り延長するケーブル長を短くする必要があります。1mを超える延長についてはお勧めいたしません。以前は5mのマグネット基台付きの製品についても組み合わせにて掲載しておりましたが、ケーブルロスが大きい(約8dB:85%ロス)ため、現在は掲載しておりません。
参考までに2.4GHz帯でのケーブルロスについて記載します。
RG58A/UおよびRG58/U(マグネット基台付きケーブルで採用しているケーブル)
1m:約3.5dB(55%ロス)・・・半分以上の電力ロス
5m:約8dB(85%ロス)・・・約7/8の電力のロス(15%程度の電力)
5D-FB(当社取り扱いの10mの同軸ケーブル)
10m:約3.8dB(59%ロス)・・・半分以上の電力ロス
※ 実際にはコネクタ接続でのロスも追加されるため、さらにロスは大きくなります。
延長する場合はできる限り太いケーブル、低損失のケーブルを使用する必要があります。
2.4GHz帯のロスに比べて426/429MHz帯でのロスは大きくありませんが、426/429MHz帯でもできる限りケーブル延長を短く、ロスの少ない物を使用することをお勧めします。